幼稚園と保育所の違い

違いがよくわかっていなかった。保育所は0歳からOKで、幼稚園は4.5.6歳の小学校前の年齢でないとダメくらいのイメージしかもっていなかった。でも実際には幼児教育と保育とは異なるし、第一管轄する省庁まで違う。幼稚園は文部化学省で、保育園は厚生労慟省だ。ならばそこからして同じはずはないのだけれど、ではどこがどう違うのかと言われてもよくわからない。そんなことも知らないの?と言われたって両方を見くらベた訳でもないからしかたない。
幼児教育の勉強を大学でしていた知り合いが学生の頃にいた。はて、今になって考えてみると、彼女は幼稚園の先生になったのだろうか。それとも保母さんになったのだろうか。はたして彼女が勉強していたのは幼児教育だったのか?
そう言えば幼稚園は先生で保育所は保母さん。今は確か保育士と呼ぶのだったか。男が職業にしてどこがおかしいか?今でも全体からすれば少ないだろうが、時代の変化にしたがって名称や制度が変化してくるのは当然だ。話しはジェンダー、男性・女性感、はたまた職業の平等や役割りにまで広げられるかも知れない。

学生が自分の将来の職業を考えるときに、子供好きならば学校の先生や幼稚園の先生、保育士を目指すかも知れない。対象の年齢から児童と切児のどちらかで分かれるだろうけれど、ではいつ、どのタイミングで幼稚園の先生、保育士のどちらになるかを決めるのだろう。学校に進んでから決められるのか、それとも進学の際に決めなくてはいけないのか。彼らは何を決め手にして、それぞれの道に進むのか。

幼保一元化特区という試みが行われているという。育児や教育の仕組みが変わっていく。人のライフスタイルも変化する。それは個人にも社会全体にも言えること。
では、元々はどうだったのか。どうして2つの省庁が管轄しているのか。幼児教育と保育はどこが違うのか。いつからこうした仕組みが始まったのか。やはり戦後か。では戦前にはどうだったのか。